「あんた関西人やなあ」とは言いますが、「あんた近畿人やなあ」とは言いません。
関西と近畿の違いって何でしょうか。
先日、あまりにも本がたまってきたので、関西で古本買取をお願いしようと本を整理していたら、関西についての本を見つけて思わずそんな疑問がわいてきました。
本来「関西」の"関"とは関所のことで、関西とはその関の西の方を指す言葉だそうです。それではその関とはどこのことか。「鈴鹿の関」(三重県)あるいは「逢坂の関」(滋賀県)などいろいろな説があるようですが、実はどれも正しくないような気がします。
そもそも「関西」という概念ができたのは、歴史的にはかなり新しくなってからで、それは明治になって東京に首都が移ってからのことです。もともと奈良や京都に都があったので、そこが中心という考え方から、関東という概念は古代からあっても関西はなかったのです。
一方で「近畿」は、これは畿内、つまり都に近い地域(山城国・大和国・河内国・和泉国・摂津国)とその周辺のことです。こちらはかなりはっきりしています。たとえば、公職選挙法の衆議院比例代表選出議員選挙の近畿選挙区は、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県の2府4県です。
古本買取から思わぬ疑問が湧いてしまいました。でも、これも古本のいいところですね^^